EAの運用実績を見てもらえるとわかるのですが、現在運用中の「Swing_Max_GBPUSD」が絶不調です。
だからと言って運用を止めることはないのですが、今回は実際に運用しているEA(自動売買ソフト)を参考にEAの好調と不調について解説しようと思います。
絶不調中のSwing_Max_GBPUSDについて
せっかく他のEAで積み上げてきた利益が全部吸われちゃいました。

というわけで、この記事を書いている10月29日現在では少し収益を戻しつつありますが、10月11日のポンドの急騰で大幅なSL(ストップロス)食らって、一気にマイナス域まで突っ込みました。
どのEAにも必ず「好調期」と「不調期」があり、それをしっかり理解しておくことで平常心でEA運用をすることにも繋がります。
EA(自動売買)の好調期と不調期とは
EAを運用していく中でバックテストのデータはみなさんもよく見られることがあるかと思います。例えば、今回のSwing_Max_GBPUSDで言えば、

このように綺麗な右肩上がりになっています。
ですが、ここでよく考えていただきたいのがバックテストの計測年数です。
このデータの計測期間は約14年ほど。ということは、グラフの中で下がっている地点を拡大して見てみると実際には単月でかなりのマイナスになっていることが想像できますよね?この時期のことを不調期と言います。
逆に、グラフの中でも綺麗な右肩上がりの時期があるかと思います。それを好調期と呼んでいます。
利益が出ないからEAを止めるは正しいのか?
現在のSwing_Maxのように不調期にEAがいると仮定した場合でも、やはりEAを止めるのは得策であるとは思えません。というのも、バックテストは好調期・不調期を含め全ての時期に同じだけのロット数を継続し続けた場合に得られた収益が出ているためです。
人為的にEAの操作を止めたりロット数を変えることは将来の収益に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。
ただし、まだSwing_Maxを購入されていない方は様子見して頂いて「好調期に入った」、もしくは「プラスに収益が転じた」際に導入を検討するのが賢明な判断かと思います。
不調期と悪いEAの区別の仕方
でも、気になっているEAが「不調期」なのかそれともそもそも「良いEAではない」のかってどれくらいの期間で判断すればいいんですか?
じゃあはるかみの考えを伝授したるで!
不調期と悪いEAの判断方法についてはEAの取引頻度によっても異なるので一概には言いにくいですが、最低でも半年、できれば一年は見る必要があります。
「勝ってるEAで一年負け越してるってことはほとんどない」というのがそう判断する理由です。
長いなと感じるかもしれませんが、EAは自分でチャート見てBuy Sellを押しながら投資するわけではないので、そのぐらいの期間で判断するのが賢明だと判断しています。
まとめ
つまりは、裁量での取引以外でも投資はメンタルがとても重要だということです。
EA運用で調子が悪いときや新しいEA導入を考えているときは、今回紹介した好調期や不調期の考えと投資のメンタルについてしっかりと考えてみてくださいね。

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