FXや株といった投資で勝ち組に入れる確率は10%以下と言われています。
単純に「買う」か「売る」かの二択である場合に、勝率は50%と考えれそうですが、それでも9割の人が相場から退場させられるのはなぜでしょうか?
今回は投資初心者や負けが続いているけれどなにを改善すればいいか悩んでいる人に是非試して頂きたい方法3選を伝授いたします!
この3つの方法を徹底してもらえれば、まず間違いなく退場するリスクを極限まで抑えられるだけでなく、勝ち組への仲間入りができるようになります。
是非実践してみてください。
シナリオを考えてトレードする
まず、ポジションを持つ前に今後の相場のシナリオを自分の頭でしっかり考えましょう。
例えば、
「現在重要なサポートに価格が当たっており、なおかつトレンドラインが重なる部分であるから買いの優位性が強い。利食い目標は直近のレジスタンスの5pips手前。損切は重要なサポートを明確に割り込んだ109.50。」
というように最低でも
- なぜここで入る優位性があるのか
- 利食い目標はどこか
- 損切はどこか
の3点はしっかり考えましょう。
なんとなくトレードは負け組あるあるですので、絶対にしてはいけません。
トレードを記録する
シナリオを書いた際にはエントリー前にしっかり記録しましょう。
この癖をつけることで負け組あるあるのなんとなくトレードを回避することができます。
また、小学校や中学校でよく言われたと思いますが、勉強で一番大事なことはテストの結果でなくその復習。
トレード記録をしていなければ復習をすることができません。
記録する時はトレードした時間や損益だけでなく、
- トレードした時の自分の感情
- 今回のトレードの良かった点
- 反省点
をしっかり記録して復習しましょう。
トレードノートに記載するポイントを列挙すると以下のようになります。
日付、曜日、IN時間、OUT時間、保有時間、商品、リスク%、シナリオ、リスクリワード、想定利益額、想定損益額、利食いor損切りPips、損益額、証拠金損益率、口座残高、反省点
列挙すると多く感じると思いますが、リスクリワードや想定利益額(TP)、想定損益額(SL)など、一度エクセルなどでツールを使って計算式を設定しておくと楽ですよ。
資金管理を徹底する
なぜ「買い」か「売り」かの50%なのに退場者は9割を超えるのでしょうか?
その答えは資金管理にあります。
手法によって、コツコツ勝ってドカンと負ける手法、コツコツ負けてドカンと勝つ手法など様々なリスクとリワードが考えられますが、それらが画一された資金管理の元実践されているかどうかが勝ち組の10%と負け組の90%を訳隔てています。
正直なところ、手法によって資金管理の方法は異なるため、絶対にこうするべきといったものを提案することは難しいのですが、もし現在投資で負けているまたは投資初心者の方には、
「どれだけ一回のトレードで負けても残高の7%以上は失わない」
程度のリスクを取るようにしてください。
これを徹底することができれば、まずまずどれだけ変なトレードをしても口座残高が0になる可能性は低くなります。
3つの方法を活用したトレード手順
今回紹介した3つの方法を活用して相場に向かってトレードする際の一連の流れを解説します。
- チャートを見る
- 優位性を見つける(1.シナリオを考える)
- 損切りまでの損失額から最適なLot数を計算する(3.資金管理の徹底)
- 優位性やその時の感情を記録する(2.トレードの記録)
- ポジションを持つ
- 決済する
- トレードの記録をつける(2.トレードの記録)
- 復習する
この流れをルーティン化しましょう。
一番難しいことはこれらを徹底して実行するメンタルです。
時にはルールを破ってしまうこともあるでしょう。
それで大きな損失が出ることもあると思います。その時の感情もしっかり記録し復習し反省することで少しづつメンタルも鍛えていくことができます。
天才的なトレーダーも1度は口座残高を0円にしています。むしろ何度かは。
みなが経験することですので、焦らず大きなお金を張らずに少しづつメンタルと投資技術を鍛えていくためにこの3選を実践してもらえればと思います!

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