「チャートは生き物」と呼ばれるように10年前と今ではチャートは違った動きをすることがあります。
EA(自動売買)のシステムは「今」という時間で利益を出していたとしても10年後、来年、もしかすると来月には利益を生まなくなる可能性があります。つまり、EAにも同じ様に生き物として寿命があると言えるでしょう!
では、どのようにしてその寿命を見極めるのかを今回は解説していきたいと思います。
EA(自動売買)には寿命はあるの?

でも、次の月が大幅プラスやったらどうする?こういうとキリがないやろ?
不調期と寿命の判断方法
というわけで、EA(自動売買)にも寿命があります。
ただ、それが以前紹介した「EAの不調期に関する記事」で解説した「不調期」なのか「寿命」なのかを判断するには難しい部分があります。
こういった際に使える手法として、ルール測定することをおすすめします。
まず、自分自身の投資スタイルを決めます。投資スタイルとは、
- 短期的なトレード:1~3ヶ月
- 中期的なトレード:半年
- 長期的なトレード:1年
というようにこのEAをどれくらいの期間使っていこうと思っているかの視点になります。
投資スタイル期間の1/3期間がマイナスに転じた際にはそのEAの稼働をストップし、この不調が単なる短期的な不調によるものか寿命なのかの判断をしていく状態にします。
稼働を止めた後の次なる1/3期間においてプラス収支に転じた場合、ただの不調期だったとして運用を再開します。
逆に、その期間もマイナスだった場合には、自分の投資スタイルに対して寿命が来ていると判断します。
《投資スタイルが1年だとした場合》
- 初めの4ヵ月間でトータル収支がマイナスの場合
- 運用停止
- 運用せずに収支の計測を更に4ヶ月間行う
- 計測期間で利益が出た場合 ⇒ 初めの4ヶ月が不調期だったとして運用を再開
計測期間で損失が出た場合 ⇒ EAの寿命と判断する
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はEAの寿命を判断する方法を紹介しましたが、寿命の判断に関わらず投資には自分ルールが本当に大事です。
初めは曖昧なもので構いませんので、ルールを決めて実行しましょうね!

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