2020/2/20すぎから始まったコロナショック。
トイレットペーパーは売り切れ、日経もダウも大暴落。一日の下げ幅はリーマンショックを超える日もでてきたほどです。
現在執筆日は3月15日ということで、日曜日のため相場はお休みとなっていますが、またこの週明けからボラティリティの大きな日が続いていくことが想定されます。
では、こういった時にEA(システムトレード)をどのように機能させていくべきか考察していきたいと思います。
コロナショックに関わらず、ボラティリティが極端に大きい場合には同様の発想をもって機転を利かせてもらえれば自動売買の成績も安定するかと思います。
コロナショック(ボラティリティが大きい時)のシステムトレードの立ち回り方の分析方法
はるかみの家のトイレットペーパーあと2ロールしかないねん…。
まぁ男(オス)だし、シャワーあればいいんじゃないですか。
まぁというかそれどころじゃないわ!!相場や相場!あらぶってるなぁ
ドル円もなぜか日経と相関せずにめちゃくちゃ円安になるという!こういう時は基本的にEAのロジックとしては「想定外」であることが多いやろな。
でも、考えてみるとコロナショックと同じような相場でリーマンショックの時のバックテストをしてるじゃないですか?2008年とかですよね。
それなら、そのまま運用してもいいんじゃないですか?
そこをな、投資成績を安定させるためにもう少しだけ奥まで突っ込んでみようの回やで!
① バックテストを信じるのか!?
EA(システムトレード)では、バックテストというものを基本的に販売者は行っておりGogojungleであれば購入画面で見ることができます。
大体の販売者はリーマンショックにより相場変動の激しかった2008~2009年を含めた12年間ほどを公開している方が多いように思います。
今回のコロナショックと同様に、リーマンショックの際も1日にダウが1,000ドル以上暴落して為替は荒れに荒れました。
この時期を含めバックテストして+収益でいるということは下手に自分たちで自動売買を止めたり再開したりせずに静かに見守るのが一番という考え方があります。
② バックテストの詳細を見てみる
次に、バックテストをした上で2008~2009年の時期だけを切り取ってみて、+収益であるEA(システムトレード)はボラティリティの大きな時期に優位性のあるEAである可能性が高いです。

これはいつも紹介しているねこ博士さんのPips_Miner_EAのバックテストのデータです。
2008/1月時点の残高は13,700ドルですね。
ちなみに、データはGogojungleさんの販売ページから見ることができますので、リンクも載せておきます。
次に、年末年始を見てみましょう。

残高は15,971ドルと増えていますね。
更に細かくということで、リーマンブラザーズが破綻した2008年9月15日から見てみましょう。

159,52ドルですね。
減ってはいないけれど増えてもいないというところでしょうか。
ただ、リーマンショック当日から数日の間はしっかり勝ちトレードを行っているので、もしかするとまた別の要因があったのかもしれません。
ただ、急激な為替の変動でもしっかり利益が残せそうなことは確認できたかと思います。
ボラリティが大きい時の立ち回り方まとめ
実際に今回のコロナショックで大きく損失を出したEAもあるので、それぞれのEA(システムトレード)には向いている相場と向いていない相場があります。
そのEAがこのコロナショックの時期に利益をあげれるかどうかは過去のデータから推測するしかありません。
また①でお話ししたように、12年間以上バックテストをすればリーマンショック以外にも色んなファンダメンタルの影響を受けることはあったはずです。
基本的には自動売買を信じて放置する。
ただし、過去のデータをしっかりみて2008年9月~2009年にかけてかなり収益を減らしているものに関してはロット数を落とすまたは運用を一旦止めるのも賢明な判断かと思います!
自分の運用しているEAがどのようなバックテストになっているかを確認して、コロナショックが落ち着くまでどのように運用するかは一度検討してみてくださいね。
当サイトで運用中のEAもコロナショックの影響を受けているので、詳細は運用実績からご確認ください。

EA運用を始めたい人向けにFX口座解説方法から、実際に運用を開始するまでの手順や知識を解説しています。
とりあえずやってみようと思う人は記事を読んで運用にチャレンジしてください!

どんなEAを導入すればいいかわからない。
そんな人向けにおすすめのEAをランキング形式で紹介しています。
とりあえず、EA運用を始めたいけど、どのEAがいいかわからない人は要チェックです!