近年、投資の手段として注目されているの自動売買システム。
EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる自動売買システムについて、このサイトでも細かく分けて紹介していこうと思います。
まず、基本的なEAの知識を紹介していきます。
EA(エキスパートアドバイザー)とは?
最初に説明した通り、EAとは自動売買システムのこと。
自動売買というとあまりピンとこない人もいるかもしれませんが、昔と違いゴールドマンサックスなど世界に名だたる投資会社も最近では人の手を使わず、AIなどを使った自動売買のシステムを使っているそうです。
人と違いAIは感情が入らずや高度な分析力を持つため、囲碁や将棋で人は機械に勝てないようになりました。
投資の観点でも、人はチャートの動きによって感情が入ってしまうので、その点においてAIは優れていると言えます。
そんな高度な能力を持つEAは手に入らないのはないかと思われがちですが、実は今日成果を上げているEAがネットでたくさん販売されている時代になっているのです。
EAのメリットとデメリット
EAの簡単なメリットやデメリットも紹介します。
《メリット》
- 24時間起きていなくても勝手に売買を終結させてくれる
- トレードに感情が入らない
- 投資の勉強をする時間を減らせる
《デメリット》
- 導入にいくらか費用がかかる(1〜3万円ほど)
- たくさんあるソフトからどれがいいか選ばなくてはいけない
ソフトの選び方とポートフォリオ
デメリットの一つであるたくさんあるソフトからどれがいいか選ぶ方法をお伝えします。
EAには、バックテストというものを行うことができます。(方法については別の記事でやり方を紹介します)
バックテストを行うことで、そのEAが過去5年や10年間でどれほどの収益をあげることができたのかチェックすることができます。
未来はわからなくても過去のデータには嘘はつけませんので。
2008年のリーマンショックを乗り越えているEAなどには一定の安心感を覚えますよね。
ということで、まずはバックテストを行いましょう!と言ってもハードルが高い…。
実は大体のEAには既に開発者の方がバックテストの結果を公開していることが多いです。

このバックテストのデータはなんと2005年から2019年2月までのデータで右肩上がりなんです!もちろん中では負けた月などはあるはずですが、長い目で見れば大きな利益を獲得できていたことがわかるかと思います。
ただ、心配性な僕は開発者が出しているデータの真偽を疑っていますのでバックテストを自ら行います(笑)
グラフだと視覚的に利益が出ているかわかるのですが、実はEAはそう簡単じゃありません。人に体調があるように、実はEAにも体調があるんですよね。
例えば、約定する証券会社のスピード、サーバーのスピード、地合いやその時のニュースなどによる急騰・急落などの耐性などによって利益額が大きく変わります。極論を言えばバックテスト通りの成果にならないことがあるということです。
当サイトではスプレッドが低いXMのゼロ口座を活用していますが、それと同時に重要視しているのがポートフォリオです。
ポートフォリオというのは、一極集中で投資をするのではなく、別のジャンルに資産を分けて投資すること。
同様に自動売買もドル/円の取引を行うソフト一つではなく、豪ドルやユーロやポンドなど全く別の通貨やまったく別の手法のソフトを組み合わせることで相対的に毎月安定した利益を狙っていくことが可能になります。

FXのEA(自動売買)をメインで運用中
当サイトではいろいろとソフトは試しているのですが、本口座でメインで運用しているのはFXの自動売買で大体3〜4ソフト。
基本的に相対通貨は別のものを選ぶようにしていますが、優秀なEAの場合は同じ通貨間のものも運用しています。
XMリアル口座での運用実績も公開しているので、FXの自動売買をやってみたいと思っている人は「どのソフトを導入しているのか・実際にどのくらい儲かっているのか」など参考にしてみてくださいね。
みなさんが気になるのは、実際にどんなEAを選べばいいのかということかと思いますので、次回はEAを選ぶ際に絶対にチェックしなくてはいけないポイントをご紹介したいと思います。


EA運用を始めたい人向けにFX口座解説方法から、実際に運用を開始するまでの手順や知識を解説しています。
とりあえずやってみようと思う人は記事を読んで運用にチャレンジしてください!

どんなEAを導入すればいいかわからない。
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